今年の夏、ニュースステーションでコメンテイターをしていただいた朝日新聞の清水建宇さんからメールが届きました。
「来年早々、ロードスターのリトラクタブルハードトップを購入することにしました。定年まで1年余なので、自分へのご褒美です」
清水さんは、レガシーのワゴンを所有していて、ロードスターとの2台体制にするとのことです。
「ロードスターは“ハレ”のクルマ、レガシーは“ケ”のクルマに
する」ともおっしゃっていました。
僕も、ステーションワゴンと2シーターのスポーツカーの組み合わせは究極だと思います。
このメールを読んでから、ロードスターのリトラクタブルハードトップが気になっていて、今回の試乗となりました。
ソフトトップと比べて重量増はわずか40kgです。
走行性能への影響は皆無です。トランク容量も全く同じです。
開閉時間12秒というのは、実際に目にすると驚くほどの速さです。
ただ、クローズの状態で走ると、外部からの騒音の侵入をしっかり防いでくれるのですが、皮肉にもエンジン音やロードノイズを、しっかり車内に閉じ込めてしまうのです。ソフトトップの時はあまり気にならなかった“音”だったのですが。
尚、前回のメルセデスE320 CDIに関して、ダイムラーの広報部長だった方から、
「広報車は必ずしも“満タン”でないことがあるので、GSの領収書ではなく、メーターに出る平均燃費を見て下さい」というご指摘がありました。CDIの燃費はもっと良さそうなので安心しました。 |