このクルマの魅力はそのスタイルにある事は間違いない。
しかし実際に乗ってみると、そのエンジンの魅力にしびれることになる。
新開発の3リットルエンジンは、実に気持ちが良い。ターボが2つ付いていて、
直6の前3気筒と後ろ3気筒をそれぞれ担当する。
アクセルを踏んでいて、途中でターボの存在を感じることは全くない。
言い換えれば、アイドリングの時からターボが効いているとさえ思える。
聞いていなければ、ターボが付いていることに気が付かないかもしれない。
このエンジンと、これも新開発の6速ATの組み合わせが絶妙で、
シフトチェンジの時間が50%減だそうで、なんともスムース。
とにかく、アクセルとエンジンとの距離がゼロになった感覚だ。 |